オカメインコ日記と良かった物を紹介するブログ

難易度が上がる推奨販売や抽選会でも上手くできるようになる方法

新しい生活様式で、まだまだ数が少ないとはいえ、私達の仕事も推奨販売という形で一部再開してる所も…。

でも、従来の試食販売と違って推奨販売は難易度が上がるので苦手って人も多いと思います。

今回は、実際にやってみて推奨販売で効果のあるやり方の紹介と、抽選会での盛り上げ方や効果があるやり方を紹介していくので、上手く取り入れて推奨販売を乗り切りましょう!

新しい発見があったら、その度に更新予定です。

推奨販売や抽選会でのポイント

推奨販売は通常のデモ販売と違い、試食や試飲がないので、

「いかにお客様に気づいてもらえるか」
「いかに今、買うのが本当はお得だという事に気づいてもらえるか」

が、ポイントになります。

 

この2つのポイントを頭においてどうすればいいのかを考えて仕事をしないと、ただですら難易度が上がる推奨販売なのにさらに思うようにいかず1日が辛くなってしまう事も…。

少しでもそんな風にならないように、ポイントやコツを押さえて推奨販売や抽選会でも少しずつ上手くできるようになっていきましょう!

お客様に気付いてもらえるようにするにはどうすればいいのか?

大きな声で呼び込みをしても、お客様は聞いてるようで実は聞いていないし、見ているようで実は見ていない、気付いていないって事が多いです。

なので、お客様の興味がこっちに向くようにいかに目立つか、いかにお客様に伝わるようにするかに重点をおくと、売上にも変化が現れます。

ここでは実際にやってみて効果があったものを誰でもできるようになるように紹介をしていきます。

カクテルパーティ効果を利用する

カクテルパーティ効果とは「どんなにざわついてても自分に関する言葉に反応する」心理効果の事を言います。

お店はいろんな音でザワザワしています。

たくさんのお客様もいます。

試食や試飲があれば、それをお客様の誘引のツールに使えますが、残念ながら推奨販売ではそのツールが使えません。

いろんな音の中で大きな声でがむしゃらに呼び込みするものほど辛いものはないので、このカクテル効果を上手く利用する事で、その商品に関係するお客様の意識をこちらに向ける事ができます。

 

呼び込みに反応したり、意識がこちらに向いたお客様は「なんだ?」という状態になので、それが何かを知りたくて自然に販売員の呼び込みに耳を傾けてくれます。

そこで、いかに今買うのが本当はお得なのかをお客様にアピールすると購入率が上がりやすくなります。

(カクテルパーティ効果の使い方)

 

「〇〇(商品名またはメーカー名)を飲まれるお客様」

「紅茶が好きなお客様」

「スイーツが好きなお客様」

 

などなど、呼び込みの言葉の最初にこれらの言葉をつけるだけ。

 

その呼び込みでお客様がどのように反応するか観察していると、何人かのお客様が振り向くのが分かると思います。

 

振り返るなど反応があったお客様が「その商品になんぞかんぞ関係しているお客様」です。

看板・POPで視覚的にも訴える

看板やPOPを手に持ちながらの呼び込みは目立つだけじゃなく、ざわついた場所や遠くにいるお客様にも何をやっているのかが伝えやすい仕掛けになります。

手に持ちながらの呼び込みに「カクテルパーティ効果」を組み合わせると、その商品に関係するお客様の興味をひく事ができて視覚的にも伝えられるのでさらに良くなります。

(プラスαでこれもやるとさらに良くなる事)

 

実は販売員が話す事よりも自分の目で読んだ方を信じやすい傾向があるので、売場にもPOPを貼っておくと購入率が変わってきます。

 

なので、POPにもお客様が欲しくなるような説明や付加価値(この商品を買う事で簡単においしいご飯が作れるといったようなメリット)などを盛り込んだり、自分が食べた感想や具体的なイメージも書くとお客様が想像しやすくなるので購入率が上がりやすくなりますよ。

販促品や景品を手に持ってアピールする

メーカーが用意する販促品(風船など)や景品を手に持って動きをつけるだけでもお客様の視線をこちらに向ける事ができます。

風船はお子様が好きな鉄板アイテムでもあるので、持って手を上に上げてゆっくり振ってみるだけでも親子連れのお客様の視線を集める事ができます。

(ポイント)

 

お客様の興味を引いたら、必ずトークや呼び込みで「今買うとオマケでもらえる」「今日はオマケのみならず値段も安いからお得」などを伝えると購入率が上がります。

定番棚も忘れずにアピールをする

マネキン販売の場合、定番(普段売っている場所)とは違う場所での実施が多いです。

お客様は、お店の事情(マネキン販売)で売場がもう1つある事を知らないので、普段からその商品を買っている人はどうしてもいつも買う定番棚に足を運びがちになります。

なので、定番棚にも忘れすに手書きなどのPOPで「〇〇売場で景品配ってます!」などのアピールをするだけでも、「安いから…」「おまけが付くなら…」といつも買う商品だからこそ「もう1つ買ってみようかな」となりやすくなります。

(お店担当者さんから許可が出るならこれもやってみよう!)

 

ビールや暑い日のペットボトル飲料は時間帯によって定番冷蔵ケースの冷えている商品の方にお客様が集まりやすくなります。

 

お店担当者さんから許可がもらえるのなら、時々、定番冷蔵ケースでも呼び込みをする事で購入率を上げる事もできます。

 

ただし、自己判断で勝手にやると売場にいない事でクレームになるので必ず許可を取ってから実施してください。

抽選会で購入率を上げる為にはどうすればいいのか?

抽選会はお客様に「面白そう!」「私もやりたい!」「これならやってもいいいかも」と思ってもらう演出をする事で、さらにお客様を売場に誘引する事ができます。

つまり、抽選会を「これを買う事で楽しめる!」という付加価値(これを買う事で起こるメリット)の1つにする事ができれば購入率も大きく変わってくる事になるので、ここでは付加価値にする為のテクニックを紹介していきます。

 

抽選会の盛り上げ方は、やり方を変えるだけでお得感の演出ができるのでお客様が喜んでくれて盛り上がるし、なおかつ、それを見た他のお客様も買ってみようかなぁという気になる事があるので状況に応じていろいろ試してみて下さい。

ハズレてももう1回チャンス

ハズレくじを全部(もしくは再利用できるハズレくじも使う)入れ、お客様がハズレを引いても「こっそりオマケでもう1回♪」とお客様にもう1回引いてもらう。

当たりが出ればお客様は喜ぶし、ハズレても2回も引けたので通常の抽選会よりもお得に感じて満足していただけます。(暇な時はさらにもう1回やってもOK。臨機応変で。)

クジは1回でもお子様の人数分のクジを引いてもらう

ハズレくじを全部(もしくは再利用できるハズレくじも使う)入れておき、「オマケでお子様達に1枚ずつどうぞ♪」って引いてももらい「誰が1番運がいいかなぁ?1番いいくじを引いた子の景品をプレゼントしますね♪」といった感じでやります。

全員ハズレたとしても子供達はケンカする事なく楽しめるので満足だし、親御さん達にも喜んでもらえます。

もし、複数当たった場合は、お客様は買えばその景品がもらえるので、その景品欲しさにもう1つお買い上げして下さる事も…。

じゃんけんでもう1回チャンス

「もし、じゃんけんで私に買ったらもう1回くじができますよ♪」という風に、お客様にこちらから提案をすると、お子様ももちろん、大人の方でもノリの良い方は喜んでくれます。

じゃんけんをする事で、けっこうこれが盛り上がるのでお客様の注目も集めるので、他のお客様もつられてお買い上げ&参加してくれる事も…。

当たる確率〇分の1

これはラスト1時間だったり、あまりにもお客様が少なくて景品が余りそうな時にこの方法を使うと、お買い上げ率が上がるし楽しめます。

ちなみに4分の1、3分の1の確率で当たるようにくじを調整して、抽選箱を使わずに4枚くじを手に持って引いてもらう形にしておくと、当たる確率が高いのでお客様の興味関心もかなり大きく変わります。

この場合に「ちなみに1ケース買うと4回くじが引ける事になるから確実に当たりますよね(笑)」と一言付け加えれば、まとめ買いで1ケース買うお客様も…。

(ちょっとだけ使える心理的テクニックを紹介)

 

手でクジを持ってやる場合で、当たりくじの出方を調節したい場合は、当たりくじを親指側に持つと引く人が少ないので長引かせる事ができます。

 

どうしてそうなるかというと、人にはパーソナルスペースというものがあり、無意識のうちに他人から離れたものを選ぶ傾向があるからです。

 

ただし、この方法は大人に有効ですが、予想外の動きをする小さなお子様や一部の考え深い人には通用しない時もあるのでご注意を。

いろいろと試して自分のものにしていこう!

店内やお客様の様子を観察しながら臨機応変に変化させる必要があるので、最初のうちは難しいかもしれませんが慣れてきたら少しづつできるようになってくるので頑張りましょう!